着床不全外来

子宮内フローラ検査

子宮内フローラとは

私たちの腸内には様々な種類の細菌が多数存在し、腸内環境を整えています。
この細菌の集団を顕微鏡下で観察するとお花畑のように見えることから腸内フローラと呼ばれています。
膣や子宮内にも腸内フローラと同様に多種類の細菌が多数存在するため「子宮内フローラ」と呼ばれています。

子宮内フローラには女性の妊娠/出産に良い影響を与える細菌・善玉菌と悪い影響を与える細菌・悪玉菌がいます。
善玉菌である乳酸桿菌・ラクトバチルスには女性の妊娠/出産を助ける素晴らしい働きがあります。

子宮内フローラの検査方法

  • 検査は綿棒またはピペットを用いて膣内擦過物または子宮内膣液を採取し、その中に含まれる細菌のDNAを専門の検査装置で分析してラクトバチルス属菌の割合を調べます。
  • 検体に含まれる細菌のDNAを検査するため、ラクトバチルス以外の細菌/常在菌や細菌性膣症の原因となる細菌の割合も1回の検査で分かることがあります。(参考データ)
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